今年度の総会の後に開催した教養講座(中村正史先生による交趾焼き絵付け体験での
銘々皿)にお菓子を載せてのお披露目呈茶をした後に茶杓削り体験を行いました。
今回は部員のほかに、青年部には未入会なのですが長崎県立大学茶道部にも案内を
出して2名参加していただいての講座となりました。
最初は慣れない小刀の扱いや形を決めるのに和気あいあいとしていましたが次第に熱
中してくると段々と無言になっていき真剣度がひしひしと伝わってきました。
昼食も忘れるくらいあっという間に時間は過ぎ完成した茶杓はどれも個性が光る素晴
らしい作品に仕上がりました。
こうした活動を続けていき青年部会員同士は勿論、以前のように大学生との交流もし
ていきながら、お茶に係わる沢山の人たちと交流・親交を深め茶道の良さをもっと広
げていきたいと思います。
対馬青年部 令和5年9月30日(土)「観月茶会 プラス+one茶会」
仲秋に合わせて青年部育成委員会と合同で観月茶会を開催いたしました。
会場を西山寺に設け、お茶の良さを多くの方に知っていただきたいとの思いで、会員が必ず何方か1人をお誘いしてお越しいただく「プラスワン茶会」を実施しました。
当日は日中霧雨が降っていましたが、夕方から雲が晴れ、庭に設えてある待合の正面の山から綺麗な満月が顔をのぞかせお客様は心静かに眺めていました。18時から始まり20時の最終受付まで177名の方々にお越しいただき一碗を味わっていただきました。初めてお茶会に参加された方や子ども連れの方が多く、私たちの説明に耳を傾けて、花入れの赤米の稲穂と兎の香合を興味深くご覧になっていました。境内の通路や周りに蝋燭を灯し幻想的な雰囲気の中、お客様の楽しそうな笑顔に開催した意義を感じ、青年部育成委員会の先生方と共に喜びを分かち合いました。ご協力いただきました支所長はじめ幹事長先生並びに支所の先生方に厚く感謝申し上げます。
フェンシングのパリオリンピック出場選手選考会及び国内ランキングマッチが、開業したばかりのSAGAアリーナにて令和5年9月9日、10日の2日間にわたり開催されました。
海外選手をはじめ国内トップ選手が参加したこの大会において、おもてなしの一環としてお呈茶コーナーを用意し、世界に羽ばたく日本代表選手やジュニア日本代表選手、代表候補を目指している選手達に、想いを込めた一碗を差し上げることができました。また、選手の応援に来ていた普段茶道に触れた事のない一般の方々にもお茶に触れていただく機会となりました。2日間で延べ138名のお客様にお呈茶をさせていただきました。
また、御園棚にて設えを施し、体験コーナーも設けました。殊にジュニア選手の皆様においては興味津々。将来日本代表を目指されている皆様に一碗の素晴らしさを感じていただき、またお茶を点てる体験を通じてさらなる茶道の魅力を体験して日本人としての誇りを持って世界で活躍してほしい。この中からオリンピックでメダルを獲得する選手もいらっしゃるかもしれません。そうなれば私達にとって何よりの喜びです。
お家元指導方針の一つでもある【茶の湯に出会う、日本に出会う】の精神のもと「日本を知らない日本人の為の懸け橋となろう」の思いを持って青年部会員一同、一碗一碗心を込めておもてなしさせていただきました。今回、ボランティアで「茶道の素晴らしさを伝える活動」を行うことができ、【奉仕】の気持ちの大切さを実感できました。一碗のお茶をのむ、一碗のお茶を点てるという、この小さな体験が、世界に羽ばたく若い選手たちの「日本に出会う」一歩となれば幸いです。
佐賀県フェンシング協会様から思いもよらない機会を得て、佐賀青年部一同大変貴重な経験をさせていただきました。私たちも若い選手たちに負けじとこれからも精進してまいります。
青年部・淡交会会員でない方にお茶の楽しさを知って青年部活動に興味を持っていただくことを目的に「誘ってお茶に 2023夏 浴衣で茶々茶」と題して、熊本支部事務所を会場に育成委員会茶会を行いました。
青年部や淡交会会員が人を誘って連れてくることになっていたのですが、支部の先生方のおかげでお客様がたくさん集まりました。来られたお客様に飲み方やお席の入り方など教えながら、お客様がお菓子やお茶のおいしさに感動されているのを見たり、幹事長先生のお話に自分たちが聞き入ったりして、お客様以上に青年部員が楽しく過ごせたのではないかと思うお茶会でした。
幹事長先生はじめ支部の先生方に感謝申し上げます。
旧暦の七夕に合わせ、佐賀県立宇宙科学館様が七夕茶会とプラネタリウム、天体観測をセットにしたイベントを開催されました。
今年もその茶席を佐賀青年部にて担当させて頂きました。テーマは「宇宙への旅」とし、屋外で星空の下での立礼席を準備致しました。プラネタリウム上映を挟んで前後に2席、一席目は関係者席として先生や社中の皆様、ご家族や、青年部OGの方々をお迎え致しました。2席目は一般のお客様で、お子様連れのご家族や、また宇宙科学館長様も駆けつけて下さるなど、日没後の幻想的な雰囲気の中、温かく和やかな雰囲気で皆様に大変喜んで頂くことが出来ました。
感染対策として人数制限がありましたが総勢30名のお客様をお迎えし、また青年部からも18名の方がお手伝いに参加して下さり、無事に終える事が出来ました。
夏真っ盛りの7月30日に熊本青年部定期総会を開催いたしました。例年2月頃に開催するのですが、今年は周年大会などの都合でこの時期になりました。久しぶりの呈茶とおいしいお菓子に気分も上がっていました。総会は議事も無事に通り、新役員紹介での自己紹介では緊張しました。そして今年卒業される先輩方に、部員に向けてスピーチをお願いしていたのですが先輩方の青年部への思いを聞いているうちにこちらも胸が熱くなりました。青年部員でいられる時間を大切に、悔いのないように過ごそうと改めて思いました。総会後は熊本城の城下町で皆でランチを頂きながらおしゃべりを楽しみ、久しぶりに会う茶友と楽しい時間を過ごせました。
沖縄県内で紅型職人として活動されている金城盛弘氏の指導のもと古帛紗の紅型染体験を行いました。
3種の型紙から好きな図柄を選び、糊置きが施された絹に1日目は配色を、2日目は蒸し・水元の仕上げの工程を体験しました。柄のサイズに合わせて刷毛を使い分けたり、立体感が出るようにぼかしを入れたりと部員達は真剣な眼差しで作業に取り組んでいました。
丁寧なご指導のもと各々が個性の光る紅型染めに仕上がり、とても充実した制作体験となりました。
また、合間には涼を感じる菓子とガラスの茶盌で一息つきながら和やかな雰囲気で薄茶を楽しみました。
2日間ゆっくりと時間を設けられた事で部員同士の交流・情報交換の貴重な場ともなり、今回の染体験を通して青年部の絆もより深まった思いがします。
染めた生地を古帛紗に仕立ててお披露目をする日が待ち遠しいです。
「過ごす場所を選ぶだけで、人はそうとう涼しくなれますよね。そうだ!煎茶を学んでみよう!」ということで、
青年部会員、ネット会員、支部先生の社中の方、ブロック会員などを対象に煎茶道の講座をオンラインで開催しました。
煎茶道紫竹庵流の御家元である栗山草風先生(宮崎支部栗山宗誠先生)を講師に迎え、会員によるインタビュー形式にて、お弟子さんに冷茶の点前を進めていただきながら、煎茶道の概要、点前道具の紹介、茶道との違いなどをご説明いただきました。 事前アンケートで頂いた質問にもお答え頂きながら、時折脱線しながら、栗山先生の軽快で興味深いお話に現地は笑い声に包まれていました。(PC操作担当者は冷や汗に包ま・・・)
夏場の行事ということで、画面越しでも”涼感”が伝わる時間にしたい、という想いも込めながら、ガラスの触れ合う音、お道具の色、浴衣、そよ風(さすがにエアコン)を味わいながらの配信となりました。
講座は配信カメラ(固定)とは別に撮影したものを後日オンデマンド形式で、閲覧制限を設け配信し、当日参加できなかった青年部会員とネット会員も閲覧できるようにしました。
茶道と通じるところ、煎茶道特有の所作などを知ることができ、また関わった会員は支部の先生方との親交を深める場となり、とても有意義な講座になりました。
オンデマンド用動画(お時間ある時にご覧ください)
例年以上に暑い日々となりました7月中旬、久留米青年部恒例行事の納涼茶会を開催いたしました。昨年より、学校茶道と共に開催させていただいており、今回が「第2回青年交流茶会」となりました。
学校茶道、青年部でそれぞれ一席ずつ設け、青年部席では朝倉の三連水車の古材を利用して作成された水指を対に用いて比翼点前にチャレンジしました。朝倉市では平成29年7月に豪雨による被害がございましたが、本お茶会での一椀を被災された方々に捧げるつもりで取り組みました。また、災害やコロナといった色々な困難がある中でもお茶会を催し多くの方にご参加いただけたことに感謝申し上げます。
また、学校茶道を卒業しても、茶道を学ぶ場が広がっていくことをアピールするために、青年部活動報告の動画や展示物を作成し、お客様に観ていただきました。お客様からは、日頃の活動を垣間見ることができて良かったと言っていただきましたので、今後も継続し、青年部会員の増強に繋げていきたいと思います。
筑豊支部の恒例行事「飯塚山笠協賛祇園ふれあい茶会」が開催され、青年部もお手伝いに参加させていただきました。
昭和から続くこのお茶会は、飯塚の山笠(追い山)に合わせて毎年7月15日に行われる、筑豊支部の伝統行事とも言える歴史あるお茶会です。今年は4年ぶりの開催ということもあり、いつにも増して大盛況でした。
イイヅカコミュニティセンター4階の点前席では、広い会場の椅子席に、お客様が自由に座り、祇園だんごとお抹茶でおもてなしいたしました。会場前方に設けられた点前座は、野点傘に清風の扇面、青竹の結界、茶箱のお点前がとても印象的でした。出入口のお土産コーナーはお祭りの縁日の雰囲気で、小さなお子様からご年配の方まで、和気あいあいと賑わいました。
3階の冷茶席は青白の幕が目映く、御園棚に青いガラスの瓶かけ、川蝉蒔絵六角茶器、青白磁の茶碗が飾られ、棚の脇に置かれた大きな花器にはたっぷりの矢筈茅が入り、とても涼やかな印象でした。青楓と麩饅頭、冷たいお抹茶も好評で、会場右側の壁一面に立てられた花寄せ屏風には数々の掛け花入れに珍しいお花がたくさんで、近くで眺める方、写真を撮る方など、各々に楽しまれていました。
このお茶会を毎年楽しみにしてくださっている方も多く、4年ぶりの開催を喜ばれるお声かけをたくさんいただきました。また、市民の皆様だけでなく、他支部、他青年部からもご来場いただき、一座を共にできたことがとても嬉しく、感謝の気持ちでいっぱいです。
お茶会は大盛況で、会場の外では山笠の男衆や応援の人だかりで賑わい、街が活気を取り戻した1日となりました。この伝統ある行事を続けていけるように、これからも先生方の教えを大切にし、青年部活動に精進してまいります。
①本研修を通して、青年部会員の茶杓への理解・造詣を深める
②親支部との関りを深め、親先生方に青年部活動への理解を深めていただく
③他青年部との交流を図り、切磋琢磨する
以上3点を目的として佐賀支部参与の西田宗憲先生を講師としてお招きし、「茶杓削り講座」を開催致しました。
竹や茶杓についての講義を受けた後、自ら竹を削って茶杓を完成させました。
午前の部、午後の部の2回に分け、全体で79名もの方にご参加いただきました。
親支部からもお社中の方と一緒にたくさんご参加頂き、青年部の活動を身近に感じていただけたのではないかと思います。
また、他青年部からのご参加も多く、交流を深める場にもなりました。他青年部の方々に関しましてはこれからも切磋琢磨し、互いに成長していけたらと思います。
講座中は終始和やかな雰囲気で、人と人が直接集える事に幸せを感じるひと時でもありました。
大分市の介護老人保健施設わさだケアセンターを訪問し、施設利用者さん向けのお呈茶席を設けました。大分青年部の恒例行事で、コロナで3年間中断していましたが、4年ぶりの開催となりました。
90名の施設利用者の方々にお茶を差し上げることができました。「65年ぶりに抹茶を飲んだ、おいしかった、ありがとう」という声も聞かれ、利用者さんから御礼の言葉を直接かけていただいきました。
長寿の皆様の笑顔に、私たちも元気をもらいました。
台風が心配された6月1週目でしたが、運よく台風が過ぎ、梅雨の晴れ間の良いお天気のなか、沖縄青年部の卒業茶会を行いました。
コロナ禍で3年ほど開催ができておらず、その間に卒業された先輩方をお迎えしての待ちに待った開催となりました。
薄茶席から懇親会を兼ねた点心、立礼席の流れでご案内いたしました。会の最後には先輩方には紅型の菓子切入れと袂クリップを記念品(副部長手作り!)としてお渡しして、終始和やかな雰囲気で和気あいあいと楽しい1日となりました。
先輩方を送り出した後は青年部だけで2班に分かれてゆっくりお茶とお菓子をいただきながら楽しむことができて、先輩方とのつながりはもちろん、青年部同士の懇親にもつながりました。今後も先輩方とのつながりを大事にしていきたいと思います。
5月のすがすがしいお天気のもと会員同士の交流の機会として『着物でランチ会』を開催しました。
コロナ禍以降、顔を合わせるのは久方ぶりという方もちらほら。
せっかくのランチ会、OBの先輩方にもご参加いただき、
皆さん思い思いの着物を着て、寺カフェにてお粥御膳をいただきながら話も弾んでいました。
食事のあと簡単な着物講習会を設け、着物の着方のコツなど意見交換を行い、
併設されているテラス席で、新緑の風を感じながらお呈茶を行いました。
あっという間の楽しいひととき。会員同士の親睦をより深めることができた着物でランチ会でした。
コロナ禍により開催を控えておりましたが、今年度は11名の新入会員が新たに加わり、新入会員と親睦を深めるため、グループ呈茶という形で対面での開催となりました。
新入会員は2名参加いただき、参加者12名が2グループに分かれてグループ呈茶を行いました。
久しぶりの開催となった新入会員歓迎会では、新入会員をはじめとする会員の皆さんとの会話を楽しみながら、お菓子とお抹茶をいただき、楽しいひと時を過ごすことができました。
2月の第1回竹編みに続き、第2回研ぎ出し作業編を開催しました。竹編みの後、職人さんに漆を塗っていただいたものを自分たちで研ぎ出していきます。竹編みの段階ではどれも同じように見えていたものが、研ぎ出していくと柄が浮かび上がり個性がでてきます。私たちにとって「籃胎漆器」は馴染み深い伝統工芸品ですが、より一層愛着が沸いてきました。この後、さらに職人さんに仕上げをして頂き6月頃に完成となる予定です。
今回、教養講座を2回に渉って開催しましたが、会員同士がお茶会以外に気軽に顔を合わせる良い機会となりました。今後も親睦を深めながら、茶道に関連する伝統文化について学んでいきたいと思います。
しっとりとした花曇りのゴールデンウィークの初日、昭和の日・畳の日でもある4月29日に和菓子作り体験を開催しました。普段は訪れることの少ない古民家をお借りして、青年部や青年部ネット会員に興味がありそうな友人知人とそのご家族、青年部OBなどにもお声かけし、51名の参加者で和気藹々と和菓子を作りました。
菓子司の桐木神楽堂は茶会での主菓子・干菓子の提供はもちろん、G7宮崎農業大臣会合でのお呈茶席でも好評を博し、若旦那自ら講師に手を挙げて下さいました。なかなか触れることのない餡を丸める作業や独特な道具での柄付け、木型を使った型抜きなど、子どもから年配の方まで歓喜と笑顔あふれる時間がゆるやかに流れていました。
体験のあとには、自作のお菓子で一碗をふるまい、一緒に作業をしたからこそ得られた心遣いや、世代を超えた共感を甘く味わえる機会となりました。
爽やかな陽気の中、久留米青年部恒例の小寄茶会を開催いたしました。
支部長様をはじめ先生方、青年部OBの方々に加え、近年控えていました近隣の青年部へご案内をし、多くの方々にご参加いただきました。
今回は、「花」の季節を楽しんでいただきたく、濃茶席、薄茶席、お楽しみ席を設け、ご案内いたしました。お客様には、其々に異なる雰囲気を楽しんでいただけたのではないかと思います。
コロナ禍で控えていた他青年部へのご案内を今回再開し、たくさんの方にお越しいただきましたことに心から感謝申し上げます。久留米青年部の会員にとっても、青年部同士の横の繋がりを感じられる良い機会になりました。まだまだ感染症対策が必要ではありますが、これからもっと青年部同士の交流が広がっていくことを楽しみに、活動をしていきたいと思います。
竹崎城を眺めながらのお呈茶とバーベキューで親睦を深めるために懇親会を行いました。お呈茶は、お抹茶とお菓子を役員で準備し、お茶を点てられるよう準備しておきました。お茶碗は参加者に持ってきてもらい、自分たちで点てて頂きました。
竹崎城展望台にて、満開の桜を眺めがらお呈茶を行いました。
普段、青年部で活動している地域から少し離れた場所でしたが、地元の方ともふれ合え、楽しいひとときとなりました。
お呈茶後のバーベキューでは、地の特産品などに舌鼓をうち、話も弾みました。
久々に向かい合って楽しく食事をし、懇親を深める良い機会となりました。
『こんな活動をしたい!』などの声もあり、有意義な時間となりました。
コロナ禍を顧慮し1年延期となりましたが、開催出来てよかったです。感染症対策を踏まえつつ準備をするというのは想像以上に大変でした。そのような中でも熊本に来て下さった皆様に楽しんで頂けるように、設えやお道具で「熊本」を出せるように皆でいろいろ考えました。青年部のお茶席のテーマを「架け橋」とし、先輩方から今の部員たちに引き継がれた思いを未来へつなげるという意味で 茶席の入り口に橋をかけてみたのもそのアイデアの一つです。橋下には廃棄されたペットボトルキャップを集めて模様を作ってみました。この取り組みは支部の先生方からもご協力頂き、お客様にも大変喜んでいただけました。また、道具組においても、お家元から親支部席の竹から青年部の笹のつながりが出来ていて良いというありがたいお言葉を頂きました。
コロナ禍で活動が制限される中での行事でしたが、様々な方に喜んでいただき非常に嬉しかったですし、また青年部部員同士の絆が深まったものと思います。この経験を活かし今後の青年部活動の励みにしていきたいと思いました。
中村翠嵐工房の中村正史先生を講師にお迎えして、交趾焼の茶碗絵付け体験を行いました。
講義では交趾焼の歴史や制作技法などについて、スライド写真や動画を見ながら丁寧にご説明いただき、色彩豊かな作品にため息が漏れるほどでした。
とくに交趾焼の由来についてのお話はたいへん興味深かったです。
絵付け体験では、まず配色を決めてから、色をのせていきました。
配色のセンスがなく苦戦しましたが、盛り上がっているイッチンからはみ出さないように色を入れたり、量の調整など、難しい作業に夢中になり、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
このお茶碗は10月8日(日)に開催される大牟田支部創立75周年・青年部創立65周年記念大会の青年部のお茶席用に作成していただいたオリジナル数茶碗です。
今から出来上がりにドキドキ、ワクワクしています。
茶道裏千家淡交会大分青年部第11回総会を会場およびリモート併用で開催しました。
総会では、令和4年度行事ならびに収支決算報告、令和5年度行事計画案ならびに収支予算案、茶道裏千家淡交会大分青年部ネット会員に係る内規(案)について承認をいただきました。
総会後は茶席を設け、先生方、新入会員、会員同士で一服差し上げました。新入会員にもさっそく茶席で協力してもらい、会員同士の交流が図れました。
コロナ禍のため、親支部の先生方、会員参加の総会は3年ぶりで、対面によりみなさまの元気なお姿を拝見できる喜びを感じた会となりました。
第11回佐賀青年部定期総会並びに初茶会を開催いたしました。
総会では村岡支部長より祝辞を賜り、役員改選の年ということで新旧部長の挨拶と新役員の紹介をいたしました。議事は令和4年度行事実績及び収支決算報告、令和5年度行事計画案及び収支予算案について承認をいただきました。続いて卒業生紹介及び記念品贈呈(永年功労者表彰含む)、ナショナルコンファレンス2022参加報告を行い無事閉会いたしました。今回は二期連続の優良青年部表彰、九州ブロックのファンミッション(フォト、短歌)の受賞などもあり、絵付け体験のお茶碗などと一緒に展示スペースを設けました。
また今年は3年ぶりに総会後に初茶会も開催いたしました。ひな祭りが近いということもあり、「ひな祭り」をテーマに薄茶席(立礼)を皆様にお楽しみいただきました。長崎青年部の廣田部長に主茶碗の作製をお願いし、竹の花入れは佐賀青年部部長陣内が自作いたしました。一席目はご来賓の先生方にお入りいただき、二席目は青年部会員のお席で卒業生のお二人にお正客とお次客をお勤めいただき、和やかなお席となりました。
おおむたハイツにて数年ぶりに現地開催いたしました。
総会では支部長、幹事長先生の温かい挨拶に始まり、前期20代で部長を務めあげられた大園部長より退任の挨拶が、続いて野田部長より挨拶がされました。
議事では令和4年度の事業報告、会計報告に続き、令和5年度の予算報告と事業計画が報告され無事に承認いただきました。
謝恩茶会は久しぶりに支部の先生方をお招きして開催しました。薄茶二服を召し上がっていただいたのですが、お詰と銘を当てていただく趣向で盛り上がり、コロナ以前のように和気藹々としていて青年部にとっても非常に楽しいひと時でした。
宮崎青年部第11回総会と歓送迎茶会を開催いたしました。
今回は現地のみでの開催となり、会場のホテルスタッフの方と感染対策を考えながら設営を行いました。
歓送迎茶会では1席目に新入会員・卒業生、2席目に来賓の支部長・副支部長・先生方にご参加いただき、コロナ禍以前のような盛り上がりで皆様と楽しく過ごすことができました。
青年部を卒業されてから数年経ってご参加いただいたこと大変嬉しく思います。
青松会の方からは、お点前ができるようお稽古を頑張りますと頼もしいお言葉をいただき、これからの活躍がとても楽しみです。
おおむたハイツにて大牟田RC主催の国際交流茶会が開催されました。
数年ぶりの開催で、裏千家淡交会大牟田支部はお茶席体験を、大牟田青年部で抹茶点ての体験コーナーを担当いたしました。
福岡県内の留学生を含む13ヵ国、28名が参加され、オープニングセレモニーが終わると2グループに分かれてそれぞれを体験していただきました。
体験コーナーではミニ国旗フラッグなどをしつらえ、お出迎えしました。
初めて見て触れるお道具にもかかわらず、皆さん上手な扱いでお茶を点てられ、自分で点てたお茶を美味しいと召し上がっておられました。
最初は緊張しているようでしたが、お湯の量や茶筅の振り方など、身振り手振りでコミュニケーションをはかるうちに、和気藹々とした雰囲気になり、参加者の皆さんに楽しんでいただけたようで安心しました。
日本の文化に真剣に向き合う参加者を見て、また次回も楽しんでいただけるような体験コーナーにしたいと思いました。
支部長様をはじめ、多くの先生方にご臨席いただき、青年部総会を開催いたしました。今年は、課題であるスムーズな世代交代のため、会員皆で楽しく活動を行いながら、若い人に積極的に参加して欲しいという気持ちを込め、『次のリーダーは君だ!〜笑顔でつながる久留米青年部〜』を年間テーマに掲げ活動をしてまいります。
また、総会終了後、教養講座として、末吉籃胎漆器製作所の末吉正季様を講師にお招きし、久留米の伝統工芸品である籃胎漆器で銘々皿の作成のため、今回は竹を編む作業を行いました。あちらこちらから、「上・下・下…」「違うかも…」など大きな独り言が聞こえ、あっという間に時間が過ぎていきました。次回は、研ぎ出し作業を行う予定です。まだ完成までに時間がかかりますが、出来上がった菓子器でお客様をおもてなしできることを楽しみに、次回も楽しく学びたいと思います。
大分支部よりお声がけをいただき、3年ぶりにお茶会を開催しました。支部席として(濃茶席、薄茶席)、青年部席として、薄茶席(立礼席)を担当させていただきました。
コロナ禍ということもあり、県内在住の方のみのご案内とし、感染症対策を講じたうえで開催しました。1席40名×6席、合計240名のお客様をおもてなししました。事前に感染症対策や参加者の導線などを入念に確認したおかげで、当日はお客様をスムーズにおもてなしすることができました。
茶会のテーマは「青年部55周年の御祝」でしたので、過去の地区大会で使用した茶杓や釜などを使い、先生方には懐かしく感じていただいたようです。また、昨年のナショナルコンファレンス2022の福引きで会員さんが引き当てた、御家元様の扇面も初披露させていただきました。会場外にはこれまでの会員研修で作成した、茶杓・竹籠・古帛紗・茶碗等と研修の様子のパネルも準備しお客様には青年部活動を知っていただく機会にもなりました。