久留米青年部 令和6年9月1日(日)
令和6年久留米青年部臨時総会・教養講座

支部長様をはじめ、多くの先生方にご臨席いただき、臨時総会を開催いたしました。議題は、令和6年及び7年の役員改選でしたが、皆様に承認していただくことができました。

また、臨時総会終了後、教養講座として、株式会社天年堂の稲生様方を講師にお招きし、お香についてご説明をしていただいた後、練香づくり体験を行いました。会員だけでなく、先生方や支部会員の方などに参加していただき、親睦を図りながら各自処方例を基に調合や成形を行いました。あっという間に時間が過ぎ、各々銘を付けて終了いたしました。出来上がったお香を自宅で楽しむだけでなく、お茶会で使用し、お客様をおもてなしできたらと思います。


久留米青年部 令和6年7月28日(日)第3回青年交流茶会

久留米シティプラザにて第3回青年交流茶会を開催しました。

青年部の納涼茶会としては第54回、学茶の学校茶道合同茶会としては第41回を数え、令和4年より合同開催となり今年で3回目を迎える事が出来ました。

青年部席、学校茶道席をメインに、待合では各学校や青年部の活動PR動画を流し、レモンを添えた白湯をお出ししました。

青年部席では、暑い中滝の近くの東屋で冷たいお茶でおもてなし、のイメージでお席を作りました。これまで久留米青年部納涼茶会といえば、「冷茶」でのおもてなしが恒例だった事もあり、今回久し振りに「冷茶」をお出しする事で、皆様に大変喜んで頂きました。学茶の生徒さんの中には初めて「冷茶」を飲む方もいらっしゃり、新しい抹茶や茶道の魅力を感じる事が出来たのではないかと思います。

学茶の生徒さんと一緒になりお茶会を開く事で、良い思い出となり将来的には青年部で活動したい、という思いになってくれたら嬉しいです。


博多青年部 令和6年7月27日(土)老人ホーム慰問

特別養護老人ホームなの国へ訪問し、お茶会を開催いたしました。

昨年に引き続き、コロナ感染者が増加している中での老人ホーム慰問となりましたが、無事に開催することができました。

ご高齢の方へお出しする為、和三盆、琥珀糖など口どけの良いお菓子を準備しました。色とりどりの琥珀糖、金魚や朝顔など夏をイメージした様々な和三盆をお出しし、目でも楽しんで頂くことができました。

お茶は小服、温度については通常の温度では熱いというご意見を頂き、少し温めを意識したところ、なかなかうまく点てられず、お客様に合わせたお茶をお出しする事の難しさ、自分たちの未熟さを痛感しました。

 参加された方の中には茶道経験者の方もいらっしゃり、「久々に茶会の雰囲気を楽しめた」、「当時のことを思い出して懐かしかった」など、嬉しいお言葉もいただきました。「人生の大先輩」と、どこか遠くに感じていた方々が、茶道を通じて身近な先輩に変わり、改めて茶道の力を感じました。

「楽しんでもらわなければ」と緊張していましたが、職員の方のご協力のおかけで無事に終えることができ、また参加いただいた方々の笑顔と「ありがとう」の言葉に、私たちの方が力をいただきました。

今後とも茶道を通じて、周りを笑顔に出来るよう、精進していきたいと思います。


佐賀青年部 令和6年7月21日(日)

教養講座「ニッポンの夏!マイ団扇手作り講座」

佐賀青年部東地区委員会では「和紙を学ぶ」をテーマに教養講座を企画しました。茶道ではお軸や懐紙を初め和紙は無くてはならないものである一方、その工程を知ることはもちろん自分で和紙を作る経験はなかなか出来ません。佐賀市にある名尾和紙は和紙作り300年以上の歴史があり、和紙作りの全過程を学ぶことが出来ます。今回は佐賀青年部13名と小学生のお子さん4名も参加頂き、実際に紙漉きを体験しながら自分で作った和紙を団扇にして記念に持ち帰りました。また全員で一枚の和紙を作り、今後はその和紙を何らかの形に残したいと皆で意見を出し合っているところです。

講座の後は、隣接する小城市にある村岡総本舗羊羹資料館へ。淡交会佐賀支部の村岡安廣支部長直々にご説明頂くことができ、佐賀の誇る羊羹の歴史とその過程を改めて勉強する事で、馴染みの羊羹の貴重さ有難さを皆実感できたのではないでしょうか?


筑豊青年部 令和6年7月7日(日)茜染体験

7月7日に茜染体験を開催しました。

飯塚市筑豊地区の伝統文化である筑前茜染は、アカネ草という植物の根を使って布を染める伝統技法で、今回は茜染めでハンカチを染めました。

筑前茜染は、江戸時代末期、幕府が日本船のしるしとして日の丸を用いることにした際、日本最初の日の丸の旗がここで染められたと言われています。

最初に飯塚市筑前茜染協会会長の森本様より、筑前茜染の歴史についてお話を頂き

染めたい模様を想像しながら、割り箸やビー玉を使い、事前の準備を行いました。

筑前茜染は、100%飯塚産の茜を使用しており、茜染でしか出せない色味がとても美しく、鍋で煮込む作業などは大変でしたが、普段は経験できない大変貴重な経験だったと思います。

染め物が初めてだった方も、講師に丁寧にサポートしてもらいながら自分好みのハンカチを作り、楽しむことができました。

歴史を身近に感じるとても良い機会になりました。


筑豊青年部 令和6年6月9日(日)第1回きもの着方教室

6月9日に、第1回きもの着方教室(全3回)を開催しました。講師に筑豊青年部の進藤と、たかた呉服店の女将さんをお迎えし、着やすい浴衣の着方、帯の結び方を3種類「文庫」「パタパタ結び」「笹結びアレンジ」を教えていただきました。

お稽古を始めたばかりの方や自分で着ることが出来なかった方も、お互いに確認し合ったり、講師にサポートしてもらいながら綺麗に自分で着ることができました。

帯の結び方も種類が多く1回で覚えるのは大変ですが、回数をこなし慣れていくことで自分に合った着方ができると感じました。第2回は9月に開催予定です。11月の行われる交流会in筑豊に向けて、着物も上手に着れるようになりたいと思います。


沖縄青年部  令和6年6月1日(土) 歓送迎茶会

卒業生1名・新入生3名をお招きし歓送迎茶会を開催しました。今回は梅雨時期と重なりましたが、茶室では雨音が心地よく、しっとりと落ち着いた雰囲気の中で濃茶と薄茶を楽しんでいただきました。
席入り開始は新入生も緊張した面持ちでしたが、時が経つにつれ和やかな席となりました。 今回の道具組は卒業生にとって思い入れのあるお道具を飾り、懐かしい思い出も一同で共有する事ができました。また水屋では部員同士で声を掛け合いながら、上手く連携を取り進行する事が出来ました。お昼時は懇親会も兼ねて交流室で点心(お弁当)を頂いた後、お互いに薄茶を点て合い新たな仲間との絆を深める時間となりました。又、これまでの青年部活動を振り返ったり、実体験を交えた青年部の魅力や楽しさを伝える良い機会となり、 卒業をされる先輩から現役部員、そして新入部員へとバトンを引き継いでいく心が通いあう素敵なお茶会となりました。


久留米青年部 令和6年5月27日(日)小寄茶会

今回の小寄茶会は九州ブロック貫道プロジェクトに参加し、「能登半島地震の被災地に思いを馳せて」というテーマのもと茶席、点心席づくりを行いました。
茶席では、お道具に九谷焼や輪島塗を取り入れ、干菓子には石川県行松旭松堂さんの能登半島地震支援菓子「和」を使用しました。
点心席は、すべて久留米青年部の手作りで、石川県に古墳が多く存在しているということから「古代食」をテーマに献立を考えました。石川県の郷土料理「治部煮」に、前方後円墳に型取られたご飯、古代でも食べられていた野菜・根菜、田作りなどを、久留米の伝統工芸品である藍胎漆器の正方盆に盛りつけました。日本古来の調味料である醤(ひしお)や山椒塩で召し上がっていただき、特に古代の高級健康食品と言われている「蘇(そ)」が、なかなか食べる機会がないこともあり非常に好評でした。
天候にも恵まれ、点心席から見える庭の緑がとてもきれいで、お客様にも喜んでいただきました。先生方や他青年部の方に多数参加していただき感謝いたします。
準備、茶会を通して青年部会員の一体感が感じられ、実りのある行事となりました。


筑豊青年部 令和6年4月21日(日)着物でランチ会

初夏の気配を感じるなか、『着物でランチ会』を開催いたしました。 会場の古民家カフェは緑に囲まれ、素敵にリノベーションされた癒しの雰囲気が好評でした。 さらに皆さま思い思いのお着物でご参加くださり、あいにくのお天気ではございましたが、より華やかな空間となりました。 途中、着物プチ講習会として着物のお手入れの話を聞きつつ、各テーブル様々な話題で盛り上がりをみせておりました。 ボリュームがありながらも野菜たっぷりでヘルシーな美味しいお料理に皆さま大満足のご様子。 最後はテラス席で、お茶碗を持ち寄ってのお呈茶で締めくくられ、 お世話になったカフェのスタッフの方へ振る舞ったお呈茶も喜んでいただき光栄でございました。 終始和やかな雰囲気で、年度始めの忙しい日々の息抜きとなったことと思います。


唐津青年部 令和6年4月13日(土)卒業・歓迎茶会2024

毎年恒例の卒業生の送り出しと、新入会員歓迎の茶会を開催しました。

今年は卒業生1名、新入会員4名です。

場所は築130年の古民家を再生した「義経の館」にて開催させていただきました。

お道具については卒業生のことを想いながら準備をしましたが、中でも部員の虹林さんに思いを込めて書いていただいた「一生一会」の色紙が卒業と新しい出会いにぴったりでした。

また、部員篠崎さんからほうじ茶の淹れ方をレクチャーしてもらいましたが、その良い香りにはみんなが感激していました。そして、美味しい点心を食べるころには、新入会員の緊張もほぐれ楽しく過ごすことができました。

最後の薄茶の席では今後の青年部活動について語り合い、素敵な会となりました。


佐賀青年部 令和6年3月17日(日) 第12回佐賀青年部定期総会・講演会

第12回佐賀青年部定期総会並びに講演会を開催いたしました。

総会では村岡支部長より祝辞を賜り、議事は令和5年度行事実績及び収支決算報告、令和6年度行事計画案及び収支予算案について承認をいただきました。続いて卒業生紹介及び記念品贈呈(永年功労者表彰含む)、連絡事項を行い無事閉会いたしました。今回はお呈茶コーナーを設け、石川県のお菓子と共に総会前に皆様に一服差し上げました。また、茶杓削り講座、作陶体験の作品など展示スペースを設けました。

総会後には佐賀支部参与の月形宗誠先生による講演会を開催しました。

昨年開講50周年を迎えられた月形先生には「裏千家学園に学んで」というテーマのもと、先生ご自身のこれまでの歩みをはじめ利休百首のお話などを交え楽しくお話をいただき、あっという間の1時間でした。


熊本青年部 

令和6年3月17日(日)熊本支部青年部育成委員会お菓子作り講座

「誘って お茶に 2024春 お菓子を作ってお茶しましょう」と掲げ熊本支部青年部育成委員会の行事としてお菓子作り講座が3月17日に支部事務所で開催されました。

支部の先生方が講師となり主菓子、干菓子(打物、州浜)を作り、作ったお菓子を食べて各自でお茶をたてて飲むイベントです。和気あいあいとした雰囲気の中青年部員やそのご家族やお友達が参加してくださいました。中にはお茶を点てるのも初めてという小さい子も参加してくれて、一生懸命茶筅を振っていました。何となくお茶のお菓子を作るのは大変そうというイメージがありましたが、実際に作ってみると意外と手軽でおいしくできたことに驚きました。帰りにレシピも頂いたので、これから自宅でも作ってみようと思います。常に皆が笑顔でいられて、とても楽しい時間を過ごさせて頂きました。幹事長先生はじめ支部の先生方に感謝申し上げます。


宮崎青年部 令和6年3月9日(土)第12回総会、卒業茶会

宮崎市内の名店”杉の子”にて、宮崎青年部第12回総会と卒業茶会を開催いたしまし

た。支部70周年青年部55周年まで残り70日と準備に奔走するなか、春陽の好天を見上

げつつ、卒業茶会では令和5年に卒業された方と御来賓の支部長・先生方に席入りし

て頂き、ひな祭りを題材にしたお道具お菓子で新たな門出をお祝いすることができま

した。総会の中では、川越支部長や幹事長から、周年事業への激励と期待を込めたお

言葉をいただき、いつもの行事として終わらせるのではなく、立ち止まり振り返るこ

とで、今後の青年部の在り方や活動指針を学ぶ機会になるよう、皆で楽しく取り組ん

で行きます。九州ブロックからも多くの方々に登録頂き、良き仲間・良き友との再会

の時間を心待ちにしながら、参加者の笑顔を想い設えを整えていきたいと思います。


大牟田青年部 令和6年2月25日(日)令和5年度大牟田青年部総会

大牟田市市民活動等多目的交流施設えるる和室において、大賀副支部長、中田幹事長、支部先生方に多数ご臨席をいただき、令和5年度大牟田青年部総会を開催いたしました。

はじめに、大賀副支部長より新五千円札の顔であり、日本における女子教育の先駆者である津田梅子さんに触れられ、支部と青年部が今後も協力しあい、お茶の道を勉強しながら普及に尽力していってほしいとのお言葉をいただき、続いて中田幹事長より周年行事への協力に対する労いと感謝のお言葉をいただきました。

議事では令和5年度の事業報告、会計報告に続き令和6年度の事業計画案、予算案についてすべてご承認いただきました。

また質疑応答では、先生方からご質問をいただいたり、アドバイスをいただくなど、活発な総会となりました。

また、総会内では新入会員紹介と卒業会員への感謝状贈呈を行いました。

総会のあとは日頃の感謝の気持ちを込め、ささやかですがテーブル呈茶席を設け、お茶を召し上がっていただきました。テーブルごとに会員とご参加いただいた副支部長や先生方とで取り合わせのお道具やお菓子やお抹茶の話しで盛り上がり、楽しく交流を深めることができました。


大分青年部 令和6年2月12日(月)茶道裏千家淡交会大分青年部第12回総会

茶道裏千家淡交会大分青年部第12回総会を会場およびリモート併用で開催しました。

総会では、令和5年度行事ならびに収支決算報告、令和6年度行事計画案ならびに収支予算案について承認をいただきました。今年は令和5年の卒業生も出席し、会員からのメッセージの披露と卒業生からのご挨拶をいただき、和やかな会となりました。総会後には薄茶席を設け、先生方、卒業生、新入会員、会員同士で一服差し上げました。

今年は元旦より能登半島地震等痛ましい災害が続きました。皆で一碗を囲むことは、本当に有難いことであることを実感するとともに、今茶道を通じて私たちにできることを一つひとつ行っていきたいと心新たにした会となりました。


熊本青年部 令和6年2月11日(日)R6年度熊本青年部初会・総会

まだまだ寒さの残る2月11日、熊本青年部初会・総会が4年ぶりにリアル開催されました。前日から集まって準備をし、立礼席で先生方をお迎えしました。初めて行事に参加する方や久しぶりの青年部員もいる中でしたが茶会の成功というゴールを目指し一人一人が何をすればいいか考え行動できたおかげで、無事に茶会を終えることができました。茶会後開催された総会でも全ての議案が承認されました。

 その後おいでいただいた先生方と青年部員でテーブルを囲み食事会をしました。今までコロナ禍で先生方と交流することもままなりませんでしたがこの食事会で支部の先生方と青年部で社中を超えて交流できたことを嬉しく思います。