ボジョレー・ヌーヴォーの解禁に合わせるかのように、今年2度目の和菓子作り講座を開催しました。学校茶道の生徒さんたちに青年部活動を知ってもらうため、担当の先生を通じ参加を募り、多くの学生さんにご参加いただきました。
和菓子についての座学では、和菓子の歴史や種類など改めて和菓子の基本を知ることができました。
和菓子作りでは、講師の先生に片手で餡を包むところをみせていただき、簡単そうに見え挑戦したものの、悪戦苦闘しながら両手で包むことができました。
それぞれ個性の違う出来栄えで、うさぎ・紅葉と最後に作った和菓子で呈茶をしました。
参加された学生さんから、また参加したいとのお声をいただき、今後も定期的に学茶生徒との交流をもてる場を作っていくことになりました。和菓子もワインも今年は美味しい出来栄えでした♪
今年入会され方、卒業される方を囲んで食事会を開催しました。
卒業スタイルといえばこれ!と卒業生が袴姿で登場し、美味しい食事をいただきながら和やかに楽しい時間が過ぎていきました。最後に卒業生が青年部活動を通じて出会ったお道具で皆にお茶を点てて下さり、卒業生の青年部活動に対する情熱が伝わる一碗となりました。
先輩方の卒業は寂しくもありますが、新しい会員を迎え、さらにパワーアップして活動していきたいと思います。
青年部を卒業される先輩方を送り出す茶会として、秋らしい気持ちの良い天候に恵まれた中、飛翔茶会を開催いたしました。
今回卒業される6名の内3名の先輩が参加してくださり、このような良き日に先輩方を皆でお見送りできましたことを嬉しく思います。茶会は続き薄茶で行い当日の天候のような、和やかな雰囲気の席になりました。茶会の後は式典にて功労者表彰と卒業生挨拶を頂き、挨拶では今まで青年部でご活躍された先輩方のお言葉が心にしみわたってきました。その後の食事会は思い出話に花が咲き皆で大笑い。真剣に考えたり感動したり、大笑いしたりと充実した一日を過ごしました。
先輩方にも喜んでいただき、皆と活動することがこんなに楽しいことかと改めて思いました。これからも青年部活動に励んでいきたいです。
秋も深まる霜月、紅葉も見頃の中で佐賀青年部OBでもある峰松 義人さんを講師に武雄市「汲古窯」にて唐津焼の作陶体験を行いました。ろくろ、手びねり、絵付けの3通りのコースでそれぞれ思い思いに抹茶碗、花入れ、建水、水指、コーヒーカップなど個性豊かな仕上がりとなりました。最後は講師の先生による手直しをしていただき出来上がりが楽しみな作品が揃いました。また三役がホスト役となりお呈茶も行い、作陶前後にほっと一息ゆったりとした時間が流れました。
佐賀は焼物どころで、また11月ということで芸術の秋。日々の喧騒を忘れて作陶に没頭しました。今回は会員さんたちのお休みの都合などを考慮し、二日間に渡って開催しました。結果的に一日目は役員研修、二日目は一般会員中心の体験となり会員さんの子供さん達やご家族も含めて和気あいあいと楽しく作陶体験ができたと思います。職人さんの技にも触れ、夏の茶杓削り講座に続いてまたひとつモノツクリの楽しさを皆で体験できた二日間でした。
今回のうすき竹宵茶会では、無事に例年通りの開催となりました。
うすきの伝統的な町並みを竹ぼんぼりの灯りが優しく包む中、沢山の方にお越しいただきました。茶道をとおして一般のお客様と交流することができ、青年部としても貴重な時間を過ごすことができました。
子供茶道教室は、大分青年部としては初めての取り組みとなるため、どのように子供さん達に茶道体験をしていただくか検討しました。
会員による茶道についての説明では、親子で興味深く聞いていただけて、茶道体験や、本格的なお抹茶を飲むのは初めてという子供さんに茶道の良さを広めることができたと感じることができました。
筑豊青年部は歓送迎会として、新入会員、卒業会員の思い出に残るものを作成しようと、干支の人形への絵付け体験を開催しました。講師に博多人形の伝統工芸士 緒方恵子先生をお迎えして、幹事の先生、青年部会員とそのお子さんの合計27名が参加しました。
人形の顔には、絵付けした人の人柄が写し出されるとお聞きし、少し緊張しながら絵付けを始めました。油性の絵の具を薄い色から重ねていきます。筆運びや思い通りの色だしに苦戦しながも皆、真剣に作業に取り組んでいきました。段々と完成に近づくと、各々のアイデアが光る仕上がりとなっており、個性に満ちた人形が出来上がり、作品を見て心豊かになる一時となりました。
お呈茶席では、秋らしい趣の講師の作品や干支の鈴が飾られ、和室との相性の良さに目を奪われるものがあり、伝統工芸の素晴らしさを感じる体験となりました。
参加者も楽しんで頂けた様で、笑顔が印象的でした。先輩方のご卒業は寂しくもありますが、来年度は新入会員の方々と一緒に、また交流できる行事を行っていきたいと思います。
爽やかな秋晴れの中、第27回久光製薬秋の茶会が開催されました。この茶会は茶道発展や芸術文化の向上につなげようと茶道裏千家淡交会佐賀支部と久光製薬が共催で行ってきました。薄茶席が佐賀支部、立礼席が佐賀支部育成委員会と佐賀青年部が合同で担当しています。今年はテーマを「前進」とし、計8席200名を超えるお客様をお迎えすることができました。コロナ以降当日の参加人数の制限もありましたが、育成委員会の先生方にも協力していただき、精いっぱいのおもてなしの席となったと思います。
また前日準備の時には久光製薬の社員様が「お茶の飲み方を教えてほしい!」と即席の茶道講座が始まりました。「茶碗の正面はどうやって見分けるの?」などの質問が飛び交い、皆様興味津々。思わぬところで茶道を通じて交流ができたことを嬉しく思います。
コロナ禍でも歩みを止めずに進んできた佐賀青年部、これからも「前進」し続けられればと思います。
大分青年部と大分支部の交流を深めることを目的に、グループ呈茶を中心とした交流会を開催いたしました。
青年部会員13名、支部の先生方9名の計22名が集まり4つのグループに分かれてお抹茶やお菓子を楽しみながら交流を行いました。
各グループ内では先生方の知る懐かしい青年部のご様子や、お稽古のこと、お茶会やお菓子についてなど様々な話題で盛り上がりました。
普段青年部と支部の先生方との交流の場は少ないため、今回非常に貴重な機会になったと思います。
また交流会後は同日開催の上林春松氏による淡交会オンライン講演会を支部の先生方と一緒に視聴し、勉強させていただきました。学び溢れる時間をありがとうございました。
青年部交流会として菓匠むら里より三名の和菓子職人をお招きして和菓子作り体験を行い、外郎、金団の二種の上生菓子を教えていただきました。
金団作りでは、黄と橙のそぼろ状の金団餡を餡玉にふわりとつける作業が難しく、みなさん苦戦されていましたが、職人の方にアドバイスしていただき秋らしい金団が出来上がりました。外郎は折り方や仕上げの金粉の散らし方といった少しの違いによって、個性豊かな作品となりました。
また、はさみを使った菊の練り切り「はさみ菊」を作る工程を見せていただき、精密で美しい職人技に皆さん感動されていました。
職人の方とのお話の中で、「日常生活で心掛けていることは?」「注文が入ると嬉しい和菓子は?」など様々な質問が飛び交っていました。
その後は和室にてお呈茶を行い、作った和菓子と薄茶をいただきました。和菓子の写真を撮ったり、隣の方と談笑したりと和やかなお席となりました。
今回の交流会には青年部会員以外にもお子様や海外の方にもご参加いただき、人と人との交流、茶道や和菓子といった日本文化との交流、様々な交流が生まれ大変嬉しく思います。
今後も皆さんと楽しい時間を共有できるイベントを行っていきたいと思います。